今年も里芋のおいしい季節がやってきましたね!
うちの家庭菜園の里芋も、もう少しで
収穫できそうです。
いつも何気なく食べていて、何となく体にいい?
と思っていた里芋ですが、
調べてみると、驚きの栄養成分や効能が
ありました!
里芋の栄養成分と効能をご紹介します。
里芋の栄養成分と効能

里芋の栄養成分です。
ビタミン・ミネラル | アミノ酸 |
βカロテン 5μg | アスパラギン酸 360㎎ |
ビタミンE 0.6㎎ | グルタミン酸 270㎎ |
ビタミンB1 0.07㎎ | ロイシン 210㎎ |
ビタミンB2 0.02㎎ | アルギニン 150㎎ |
ビタミンB6 0.15㎎ | セリン 150㎎ |
ナイアシンン 1.0㎎ | バリン 140㎎ |
葉酸 30μg | リジン 130㎎ |
パントテン酸 0.48㎎ | フェニルアラニン 130㎎ |
ビタミンC 6㎎ | アラニン 130㎎ |
カリウム 640㎎ | グリシン 130㎎ |
カルシウム 10㎎ | チロシン 110㎎ |
マグネシウム 19㎎ | スレオニン 110㎎ |
リン 55㎎ | プロリン 100㎎ |
鉄 0.5㎎ | イソロイシン 88㎎ |
亜鉛 0.15㎎ | シスチン 79㎎ |
マンガン 0.19㎎ | ヒスチジン 61㎎ |
トリプトファン 58㎎ | |
メチオニン 79㎎ |
このようにたくさんの栄養成分が含まれています。
主成分は、でんぷんやたんぱく質ですが、
糖質をエネルギーに変えるためのビタミンB1やビタミンB6を
多く含む滋養食品となっています。
脳を活性化
里芋というと ぬめり成分が特徴ですね。
これは、ガラクタンとムチンによるもので
炭水化物とたんぱく質の結合したものです。
ムチンは、山芋、納豆、オクラにも含まれている
ネバネバ成分で、胃壁や腸壁をまもり
潰瘍を予防したり、たんぱく質の消化吸収も助ける効果
もあるのです。
そして、ぬめり成分ガラクタンには、
脳細胞を活性化させて老化や痴呆やボケを
予防する効果もあり、注目されています!
またムチンの主成分である 多糖類は水溶性植物繊維なので
腸内では善玉菌のえさになることで善玉菌をふやし
悪玉菌を減らしてくれるという働きも。
その結果、腸内の細菌バランスを整え、腸内環境を改善してくれるのです。
腸内細菌は免疫力の約70%を作っているといわれており、
腸内細菌は脳の発達や、行動にまで影響を与えていると
言われています。
ガラクタンには、がんの発生や進行も防ぐ働きもあります。
腸内環境が整って、免疫力が上がるからでしょうね。
さらに、18種類ものアミノ酸も含まれていることも
老化防止や脳細胞の活性に役立っているのでしょう。
また、「脾(ひ)」や「胃」を強める作用もあり、
胃腸の働きを整えたり、新陳代謝を促す のです。
リンパの流れも促してくれるので、肌をきれいに
する効果もあるという優れものです。
有効な組み合わせ ・二日酔い防止に:さといも+ピーナッツ+赤身肉+プルーン ・口内炎の改善に:さといも+納豆+かぼちゃ+小松菜 ・糖尿病の予防に:さといも+干し海老プラスごま+海草 |
ダイエットにも最適

さといもは水分が多く含まれるので、
ほかのイモ類と比べカロリーが低く
なっていて、サツマイモや山芋の半分ほどです。
食物繊維やアミノ酸類も多く含まれていることから、
ダイエットにも、メタボの方や健康に気をつけて
いる方にも最適。
また、さといものビタミンCは熱にも強く、加熱しても損失も
少なく風邪の予防にも、美肌にも有効です。
季節外では、冷凍のさといもを使うと便利ですね。
最近のものは、栄養価も失われていないそう。
冷凍のさといもには、女性に多い貧血や肩こり・冷え性の改善に
つながる鉄や銅も、骨の形成や糖質や資質の代謝に必要不可欠な
マンガンも水煮のものより、多く含まれているということなんです。
なんだか、女性にはうれしい成分ばかりですね。
おいしく食べていろんな病気の予防にもなって
ダイエットにもいいという里芋。
いろんなレシピで毎日食べたいですね!
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