その中でも大注目の「水キムチ」をご存知ですか?
発酵食品には動物性と植物性の2種類がありますね。
水キムチは植物性で、特徴的なのはその圧倒的な乳酸菌量なのです。
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植物性乳酸菌は、ほとんどのものが胃酸に強いため生きたまま腸内に届くとされます。
そんな水キムチが自宅で作れると嬉しいですね。
この記事では、はなまるマーケットで紹介されていた水キムチをご紹介しています。
美肌にも健康にも、この夏大注目の「水キムチ」をみていきましょう。
目次
この夏大注目の「水キムチ」とは?
水キムチは、唐辛子を全然使っていない辛くないキムチのことで
韓国のご家庭では、自家製の「水キムチ」をそれぞれに作っているそうです。
韓国というと、一番にキムチを連想しますね?
キムチの最大の魅力は、
『 植物性乳酸菌が多く含まれているので
整腸作用があり、美肌効果・免疫力アップ効果があること!』
とっても健康に良いということなんです。
韓国の女性には、美肌の人が多いですものね(。_。)
それは、キムチをたくさん食べることや、
薬膳料理を食べるからでは?と言われています。
そんなキムチをさらにパワーアップしたものが、
「水キムチ」ではないかとも!!
水キムチの乳酸菌量
水キムチの魅力は、
何といっても、圧倒的な植物性乳酸菌量にあります。
「水キムチ」の乳酸菌量
- ぬかみそ漬け 約 1600万個
- キムチ 約 1億6000万個
- 水キムチ 約 3億個
水キムチの乳酸菌量は、キムチの約2倍もありますね(^_^)
ビタミン・ミネラル・植物繊維・フィトケミカルも
たっぷりなんです♪
驚きの効能!
- 美肌
- 生活習慣病
- 便秘解消
- コレステロール値の低下
- がん抑制
- 血圧の低下
- 血糖値の低下
- ダイエット
※植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌に比べ
過酷な条件でも生き残ることができるので
生きたまま腸にとどきます。
そんな、スーパーパワーの「水キムチ」ですが、作り方はとっても簡単!
基本の漬け汁を作っておけば、漬け込む野菜やフルーツは
お好みのものでかまいません。
韓国では、各家庭でオリジナルの「水キムチ」を作っているそう。
基本の「水キムチ」の作り方
基本の水キムチ
- 水 400cc
- 塩 小2
- 上新粉 小1
- リンゴ 1/2個
- ショウガ薄切り 5枚
- ニンニク薄切り 2枚
- 酢 大3
※リンゴやフルーツ類は乳酸菌の繁殖を手助けします
さらに、皮にはフィトケミカルがあるので
野菜や果物は皮付きのまま使います。
[漬けこむ野菜]
- 大根 200g
- キュウリ 2本
- 塩 小2
※野菜や果物は400gです。基本的にはお好みの野菜、果物何でも大丈夫です。
[作り方]
- 鍋に水、塩、上新粉を順番にいれとかしながら混ぜます。
ひと煮たちさせ、常温にさましておきます。
- その中にリンゴ、ショウガとニンニクの薄切り
お酢を加えると、基本の漬け汁のできあがり。
- 漬け込む野菜は皮のまま切り、塩(小2)をふってもみ
20~30分おきます。
塩もみした野菜は、水をきって流水で洗い
水分をふき取り漬け汁に入れます。
基本の水キムチの元があると便利ですね♪
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小松菜の水キムチ
小松菜の水キムチの作り方です。
[材料]
- 小松菜 2袋
- 塩 小2
基本の水キムチの材料
- 小松菜を5センチ幅にきり、塩小2をふって軽くもみ、
野菜から水気が 出るまで20~30分おきます。
- 鍋に水、塩、上新粉を順番にいれとかしながら混ぜます
ひと煮たちさせ、常温にさましておきます。
常温にさめたら、密閉容器にいれ、
リンゴ、ショウガの薄切り、ニンニクの薄切りと酢を加えます。
- 小松菜を絞り、水気をきり、流水で洗い
ふきんで水分をふき取ります。
- 漬け汁の中に、小松菜をいれて出来上がり!
常温で発酵させてから、冷蔵庫に入れて保存します。
セロリとパプリカの水キムチ
[材料]
- セロリ 1本
- パプリカ(赤、黄色、オレンジ) 150g
(各1/4個程度)
基本の水キムチの材料
[作り方]
1.セロリは斜め1㎝幅に切ります。
パプリカは種をのぞき、7~8センチ幅に切ります。
基本の漬け汁に漬けこむと出来上がり。
ミニトマトの水キムチ
[材料]
- ミニトマト 300g
- パプリカ 1/2個
基本の水キムチの材料
[作り方]
1.お好みの大きさにきったパプリカとミニトマトを
基本の漬け汁の中に漬け込むと出来上がりです。
キャベツの水キムチ
[材料]
- キャベツ 300g
- 塩 小2
基本の水キムチの材料
[作り方]
1.キャベツを4㎝幅にきります。
ボールにいれ塩小さじ2をふって軽くもみ
20分ほど置いておきます。
水分がでたら水気を切り、流水であらって
水分をふき取り漬け汁に漬け込みます
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スイカの水キムチ
[材料]
- キュウリ 1本
- 塩 小2
- スイカ 400g
基本の水キムチの材料
[作り方]
- キュウリは斜め薄切りにしてボールにいれ、
塩小さじ2を振って軽くもみこみます。
水気がでるまで20分ほどおきます。
スイカは、果肉部分を一口大にきります。
フルーツは塩もみせず、そのまま加えます。
- 塩もみしたキュウリを軽く押し水を捨てます。
流水であらって水分をとります。
- 常温にさました基本の漬け汁に、
キュウリとスイカを漬け込みます。
※夏場は2時間~半日。冬場は2.3日。春。夏は1.2日常温で発酵させてから
冷蔵庫に入れて保存します。
そのほかのバリエーション
分量は全て400gでOK!
- バナナ
- プルーン
- みかん
- いちご
などなど、お好みの材料で
バリエーション豊かな水キムチが楽しめますね!
このレシピはすべて、基本の水キムチの漬け汁に
お好みの野菜・果物を400g漬け込むだけで、
出来上がりです。
「水キムチ」の汁を使ったレシピ
「水キムチ」は汁が薬膳料理と韓国の奥様たち。
その漬け汁を使ったレシピをご紹介します。
乳酸菌の宝庫 水キムチで最強美肌スープです。
アボガド豆乳スープ
[材料]2人分
- アボカド 1/2個
- 水キムチの具 150g
- 水キムチの汁 大3
- 豆乳 150cc
[作り方]
- アボカドは種と皮を除き、ミキサーにかけます。
- その中に、水キムチの具、汁、豆乳を加えて攪拌します。
なめらかになったら出来上がり!
※ダイエットスープにも、最適ですね!
牛肉とゴボウの炒め物
[材料]2人分
- 牛肉 (焼肉用) 200g
- ゴボウ 50g
- 水キムチの具 200g
- 白すりゴマ 大2
[作り方]
- 牛肉は1㎝幅に切り、基本のキムチのつけ汁に
20分ほどつけておきます。
こうすることで、乳酸の酸味と食材からうまみが染み出します。
- ゴボウは長めの乱切りにし、2分ほど水にさらしておきます。
- フライパンにサラダ油(分量外大匙1)をいれて熱し
ゴボウを2~3分炒めます。
- その中に漬けておいた肉を漬け汁ごと加え、強火で炒めます。
- 肉の色が変わったら、水キムチの具も加え、
汁気がなくなるまで 炒めます。
- 火を止めて、すりゴマを加え混ぜあわせます。
すりゴマを加えることで、漬け汁をゴマがすってくれます。
水キムチ、味の変化
水キムチは発酵具合によって、味の変化が楽しめます。
1日目よりも4日目、さらに7日目のほうが、植物性乳酸菌量は多いそうです。
野菜もフルーツもOK 乳酸菌の宝庫でしかも作り方も簡単!
その上に、薬膳料理にもなる「水キムチ」。
韓国では、病後や、二日酔い、吐き気、頭痛などにとてもよいとのことです。
そして、水キムチは毎日取り続けることが大切です。
フルーツも漬けられるのはうれしいですね。
これから夏にむかい、熱中症予防のための水分補給や
夏ばて予防にも、おいしく食べてお役立ちのレシピとなってくれそうです。
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