
もしかして”漏電してる?”
そんな心配があると夜もおちおち寝てられませんね/(・_;\
その”もしかして漏電?”という事態が我が家で!!
さらに、その結末はなんとも意外なものだったのです!
そして、この機会にと知り合いの電気屋さんに
電気のことを詳しく教えていただきました(’-’*)
まず我が家で起きた”もしかして漏電事件”とは?
もしかして漏電?事件とは
先日のことでした。
久しぶりに息子が帰り、張り切って台所にたっていました。
そして、何気なくいつもの行動をしたときに
左手と右手にビリビリ・ジンジンと電気が走ったのです!
何気ない行動というのは、ステンレスの
流し台に左手で触れ右手で勝手口の
ドアノブを回そうとしただけなのです。
アレっと思い、何度かやってみてもやはり同じです。
主人に確かめてもらおうとしても確かめてくれません。
「漏電かも?電気屋さんに来てもらったら?」というばかり。
それならばと息子にいうと「2人でなら」というので、
息子が左手で流し台に触れながら、右手で私の左手を握り
私が右手でドアノブを触ると、やはりビリビリと電気が
走ります。
これで息子も「やっぱり漏電かも?」ということになり
知り合いの電気屋さんにお願いすることに。
翌日に電気屋さんが来て、詳細をお話すると、
まず、漏電やブレーカーの機能からご説明いただきました。
漏電遮断機と配線用遮断機の機能の違いは?
ブレーカーってありますね。
うちのブレーカーはこんな感じです。
築35年なので、古いですがまだ頑張って
くれてます(’-’*)
右のすみに”テンパール”とあります。
テンパール工業が、日本で始めてブレーカーを
作った会社なのだそうです。
漏電遮断器と配線用遮断器の違い
漏電遮断器には、OC機能つきとOC機能なしの2通りあります。
一つの回線に容量(20Aとか)を超える電気が流れた場合や、漏電遮断器の機能
家全体の配線回路を見張っています。
OCとは”Over Current”を意味し”過負荷・短絡保護機能付”のことをいいます。
配線回路に過負荷(電気が流れすぎる)・短絡(ショート)・漏電が起きると0.1秒で
スイッチがOFFになり家全体の電気が切れます。
火災や感電事故から人や家を守ってくれるのです。
OC機能なしの漏電遮断器には、緑色のテストボタンがついており
OC機能ありの場合は、赤色のテストボタンがついています。
OC機能なしの漏電遮断器は漏電のみに働きます。
大部分の漏電遮断器は、「OC機能つき」になっています。
配線用遮断器の機能
ブレーカーを見ると、回線が20Aづつとか何個にも分かれていますね。
短絡(ショート)した場合には各スイッチが落ちて、回線の電気が
ストップします。
火災や、電気機器具を守る役目もありますね。
容量(20A)を超える電気が流れた場合でも、ごく短時間では切れないようです。
漏電遮断器(ろうでんしゃだんき)です。
ON・OFFのスイッチの横に赤いボタンがあります。
このボタンを押して、すぐに
ボタンが持ち上がったら漏電遮断器は
正常に動いていますが、ボタンを押して
引っ込んだままだと壊れているのだそうです。
電気屋さんに言われるままに、ボタンを押してみましたが
すぐに戻ってきたので、漏電遮断器は正常でした。
このボタンを押すと家中の電気が切れるので、パソコンやエアコンなどは
切ってから行ってくださいね(^-^ )
さらに、漏電遮断器は配線用遮断器よりも精巧に作られているので
雷の日などは、遮断器が落ちることもあるそうです。
その場合スイッチを上げて、そのあと落ちないで
問題なく使うことができれば、電気回線に異常はないそうです。
漏電遮断器は正常というのがわかったところで
絶縁抵抗測定器を使って、漏電しているかを
調べていただきました。
絶縁抵抗測定器での検査結果は?
次に、回線内で漏電していないかを
絶縁抵抗測定器を使って計測。
こちらも異常はありませんでした。
計測の値は、すべて4.8前後で問題なしでした。
この数値が0.1くらいだと、どこかで
漏電している状態とのことでした。
※電気屋さんが分かりやすく図にしてくれたものです
もしかして漏電事件の結末は?
今回、電気屋さんの出した結論は”静電気だったのでしょう”という
なんとも意外なものだったのです!
それを決定づけるように、その後は同じように同じ箇所をふれても
ビリビリや、ジンジンする感覚はないのです。
本当に不思議ですが、調べてみると静電気が起こりやすい
洋服や体調や環境があるようでした。
たまたまその日は、静電気がおきやすいという服の組み合わせの
ウールセーターとフリースを着ていたのです。
さらに湿度や温度、放電しにくい体調が重なったために
起きた現象だったのではと自己分析( ̄~ ̄;)?
漏電や電気のことを詳しく知ることができたので
よかったのかなと思います!
お読みいただきありがとうございました。