テレビCMなどで、COPDといわれている疾患です。
最近特に増加しており男性の死亡原因第3位と
いわれています。
[ad#ad-1]
厚生労働省の統計(2008年)では、治療を受けている患者数は22万人
さらに、推定される患者数は500万人以上といわれている病気なんです。
厚生労働省の資料が開きます。
実は、管理人の家族もこの病気にかかっているのです。
原因の9割が喫煙といわれるこの病気について
詳細にリサーチ!
家族だからこそわかることもお伝えしたいと思います!
家族だからわかる症状とは?
実は肺気腫であることを
最初に疑ったのは私だったのです。
今から3年ほど前のことです。
高血圧で何年も通院していて、
レントゲンやら血液検査やら血圧測定やらと
2ヶ月に一度検査してもらっていました。
おかしいと思った症状は、
息をする音でした!
以前に肺がんでなくなった方が近所にいたのですが、
その方も、同じように息をする音が肺から
聞こえてきたのです。
その時”肺が悪いと息をする音が聞こえるのだな~”
と感じてたんです。
私の家族も”肺が悪いのかも?”
”長年タバコもすってるし”と気づき
病院で検査をしてもらったのです。
それで、肺気腫ということがわかりましたが、
何年も通院していても、自己申告しないと調べて
もらえないという事実にちょっとショックでした。
その他で気がついた症状は、普通にあるいても
すぐに息が上がることや、胸で息をしていることです。
咳や痰が多いのはもちろんのことですが。
[ad#ad-1-3-1]
肺気腫の一般的な症状について
肺気腫は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一つです。
(Chronic:慢性・Obstructive:閉塞性・Pulmonary:肺・Disease:疾患)
の頭文字から、COPDといわれているのですね。
肺気腫は、喫煙や有害な粉塵を吸い続けるとおきる
気管支の慢性の炎症と、肺の肺胞の破壊による病気です。
肺胞というのは、両方の肺の中にある小さな部屋ですね。
肺には肺胞が約3億個もあるそうです!
肺気腫になると、正常だった肺胞の壁が崩れて破れ
同じように崩れた肺胞同士がくっついて、大きくなります。
のう胞というそうですが、
そのような状態になっていくので、肺自体が少し大きくなり
横隔膜を押し下げてしまうのですね。
気管支の内側も、炎症がおきているので内側が狭くなり
呼吸がしにくくなります。
息をする音というのは、狭くなった気管支の間を
空気が通過する音だったのですね。
「ヒュー」という息の音がでるのも肺気腫の特徴です。
そして、肺気腫では、息を吸っても空気が肺から出て行きにくく
なります。
さらに症状が進むと、大きくなった肺が心臓を圧迫したり
胸郭(むね)が前後に張り出すなどの症状がでるようです。
- 運動時に息切れがする。
動くと息切れしますが、休むとおさまります。
- 風邪でもないのに咳や痰が続く。
咳が増える場合は、肺気腫に感染症を伴う場合や
肺性心(はいせいしん)になったときなど
急に悪化する場合に起こる場合が多いです。
痰が増える場合も急に悪くなった場合が多いです。
- 呼吸のたびにヒューヒューという音がする。
気管支が狭くなるため、空気が通り抜ける
ときに特徴的な音がします。
そのため、気管支を広げる治療が必要です。
- 体重が減少する。
体力が落ちてくるため、痩せてくることが多いです。
- 酸素が取り込みにくくなる。
在宅酸素療法が必要になります。
肺気腫がわかったのが3年前で、完全に禁煙できたのが
その1年後でした。
肺気腫の一番の治療法は”禁煙”です。
といっても、タバコは中々やめられません。
うちの家族も、病気とわかっても私に隠れて
数を減らして吸っていたようです。
決定的な瞬間をみつけたとき、タバコが
どんなに体に悪いのかを、こんこんと説明すると
なんとかやめてくれたのです(-。-;)
そして禁煙して、何ヶ月か過ぎたころに近所の人と
話しているのが聞こえたのですが
「タバコをやめたら、胸が楽になった~」と
言っていました(*^-^)
やっぱりと同時にほっとしました(*^-^)
なので、私は親しい人でタバコを吸っている人には
ついつい禁煙をすすめてしまいます。
それは肺気腫のような難病にかかってほしくない
と心から切実に思うからです。
[ad#ad-1-3]
肺気腫のケアについてのまとめ
肺気腫は、かかってしまうと改善できない病気です。
家族がこの病気にかかっているとわかったときは
ショックでした。
親戚にもこの病気で亡くなった方もいて
病気のだいたいのことを、知っていたばかりに
余計にショックだったのですo( _ _ )o
それでもできるだけのことはしなくてはと
思い直しています。
私が心がけているケアについてまとめてみました。

- 食事
肺炎にかからないために、野菜類やたんぱく質を毎食摂れるように
食事を作っています。
- 間食
食事の吸収も悪くなるので、午前と午後の中間には、
かんきつ類を中心に、季節の果物を出しています。
かんきつ類には、ビタミンCも豊富なので、免疫力UP
にいいと思います。
- 観察
高齢者は体の動きにその日の体調が現れるので
注意深く、見守り話して体調の変化を
見逃さないように心がけています。
- 訪問看護
週に1度訪問看護にきていただいているので
専門的にみていただけるので助かっています。
肺気腫の原因の90%は喫煙といわれています。
主人はタバコをすわないのですが、
タバコの場合は、受動喫煙や副流煙(ふくりゅうえん)も
大きな問題ですね。
そう考えると、いつ誰がなってもおかしくない病気なのでは
と思います。
いろいろと考えてしまうと暗くなってしまいますが
今できることをしっかりとやっていこうと
おもっていますヽ (´ー`)
最後までお読みいただきありがとうございました。
お役に立ちましたら、嬉しいです。
[ad#ad-1-3-1-1]