とNASAの気象学者ギャビン・シュミット博士は指摘しています。
温暖化の影響なのか、毎年暑くなっているように思います。
暑くなると注意したいのは熱中症。
喉が渇く前に、こまめな水分補給することや
睡眠を十分とることが大切なことは
みなさん実践されていることと思います。
ですが、それだけではまだ十分では
なかったんです。
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それは、水分補給をしていても、腸内環境が乱れていると
十分に吸収できないことも、あるのです!
さらに、
腸と自律神経の乱れから、腸内バリア機能が低下すると
熱中症を招いたり、その症状を悪化させてしまうのです。
管理人も暑いのは苦手、高齢の家族もいるので
今から腸内ケアを始めなくちゃと思います!
では、熱中症予防対策の第1歩は
腸ケアにあるといわれる訳から見ていきましょう。
腸ケアから熱中症予防!
腸内環境や自律神経が乱れると
熱中症にかかりやすかったり、悪化しやすくなってしまう
のは、なぜなのでしょうか?
それは、腸の働きと自律神経が密接な関係にあって
互いに影響しあっているからなんです。
腸と自律神経は密接に関係しています。

自律神経が乱れる原因
- 花粉症などで腸の免疫機能が低下
- 急激な気温の変化
- 室内と戸外の温度差が大きくなる
- 下痢や感染症
- ストレス
- ホルモン分泌量の変化
自律神経が乱れバランスが崩れると腸内環境が悪化し
腸内環境の乱れは、自律神経のバランスをくずす原因に
なるということ!
これからの季節は、急激な気温の変化や温度差
花粉症などの環境要因で、自律神経のバランスが崩れやすい時期。
さらに、女性特有のホルモンバランスの乱れや
分泌量の低下などが重なると、熱中症のリスクが高まるのです。
自律神経の乱れが腸内環境の悪化と
互いに影響しあうと、熱中症にかかりやすく、
さらに、悪化しやすいというおそれも!!
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腸内環境が悪化すると?

出典:日経ヘルス2016年7月号
腸の内側には上皮細胞があり
腸内環境が良いと、二重三重のバリア機能が働いて
有害なものを排除したり水分吸収も十分にしてくれます。
ですが、自律神経の乱れから、腸内環境が悪化すると
水分補給していても、十分に吸収できないことにも!
すると熱中症にかかりやすくなり、
熱中症にかかると、さらに腸内環境は悪化!
悪化した腸内環境では、LPS(リポポリサッカライド)
という毒素が分泌されることで、腸の上皮細胞が
死滅することが、動物実験でわかっているのです。
上皮細胞が破壊されると、バリア機能が働かなくなり
有害物質が血液に入り込むことから、さらに全身に
炎症を引き起こす原因になると、小林弘幸先生は言います。
高脂肪食を食べることも、腸内環境を悪化する原因の一つだそう。
本格的な暑い夏を迎えるまえに
早めに腸のケアをし腸内環境を整えて
熱中症予防をしておくことが大切ですね。
では具体的に、どうすればいいのでしょうか?
今日から始める熱中症予防
腸内環境を整える腸のケアは、熱中症予防だけでなく
がんをはじめとする生活習慣病を予防して、
健康に生活するために、欠かせないものですね。
今日から始める熱中症予防は次の3つ♪
- 腸ケア
- 水分補給
- 自律神経ケア
では、順にご紹介します。
腸ケア

- 食物繊維をとる
- 有用菌(乳酸菌やキムチなど)をとる
腸内環境の改善には、
食物繊維 & 乳酸菌のWでケアすることが大切。
乳酸菌を食べるだけでは十分なケアには
ならないということ。
腸内細菌の栄養源、エサになるものを
プレバイオティクスと言います
その代表には、胃や腸で消化されずに大腸まで届く
炭水化物や食物繊維・オリゴ糖がありますが
こうしたものは腸に欠かせないもの。
乳酸菌といっしょに摂ることで
腸内環境が整うと、自律神経にも相乗効果が
あるということですね。
オリゴ糖は乳酸菌や腸内細菌のエサになりますね。
オリゴ糖を食べると、ストレス状態の指標の
コルチゾールというホルモンの分泌が低下する
ことが分かっています。
また、ヨーグルトやキムチなどに含まれる乳酸菌は
下痢や便秘を抑えて、有用菌を増やしてくれます。
このように、乳酸菌や食物繊維・オリゴ糖などを
摂ることで腸内環境が改善、そうすると腸のバリア機能も
正常に働いてくれるのです。
水分補給

- 朝食を抜かない
- 炭水化物は適度にとる
- 水分をこまめにとる
水分補給というと、スポーツ飲料などを
飲むことが一番に考えられますね。
でも、実は一日3回の食事での水分補給も
とっても大切なんです。
一日に、尿・便・汗などで、体から排出される水分は
合計すると、約2リットルから2.5リットルもあります。
じゃあ、毎日約2リットルから2.5リットルの水分を
飲まないといけないの?と思いますね。
ここで大切なのが食事。
食事をするととれる水分に加えて
食物が分解されて体内で発生する代謝水もあるのです。
これは食事をしないと、得られない水ということ。
さらに、炭水化物を抜くことも
水分不足につながる可能性もあるとされています。
このように、食事や体内で発生する代謝水での
水分量は、一日1リットル前後と考えられます。
なので、食事以外から補給する必要のある水分量は
約1.5リットル以上といいます。
これは、そのときの気温や状況(屋内、屋外など)により
臨機応変に対応をされるといいかと思います。
また、喉が渇いたと思うと、体はすでに2%ほどの脱水状態に
なっているといいますね。
のどが渇くまえに、早め早めにスポーツドリンクなどで
水分・塩分・糖分などを補給されることが
熱中症を予防するためには、重要ですね。
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自律神経ケア

- お風呂に入る
- 睡眠不足に気を付ける
- 運動をする
睡眠不足や疲労も熱中症リスクを高めて
しまいます。
夏場はついつい、シャワーだけですませてしまいがちですが、
入浴によって、汗をかくと汗腺が増えるので
自律神経も活性化されやすいのです。
同じように運動して汗をかくことも
暑さに体を慣らすことができるので
熱中症予防対策には大切です!
まとめ
今年は猛暑つづきだった昨年よりも、もっと暑くなりそう
ということ(゚д゚)(。_。)
暑くなるとついついシャワーだけで済ませたり
運動不足になってしまう管理人ですが
今年は、もっと積極的に熱中症予防をしていきたいと反省ばかりです。
腸ケアと自律神経ケア・水分補給の3つの対策
を実践し、猛暑を乗り切りましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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