日本に住んでいる限り地震からは
逃れられないと覚悟し、家の中の対策をはじめました。
まずは、家の中で一番長い時間をすごす寝室
今回は、家族が集まるのはリビングとキッチンです。
なのですが、昭和54年に建てた我が家は築37年
古い耐震基準なので、震度6以上の大きな地震では
建物自体の危険性も深刻です。
本当は耐震住宅に建てかえるのが一番ですが
なかなかすぐには、難しいのが現実(ー。ー)フゥ
リフォームで耐震を強化する方法もあるそうですが。
とりあえず、家の中の対策を強化!
大切なのは、「死なない環境作り」といわれます。
(防災アドバイザー高荷さん)
まずは、いますぐできる家の中の対策を順に
考えていこうと思います!
今回は家族が集まる、リビングとキッチンです!
目次
地震への備え!リビングとキッチン
リビングやキッチンで、地震にあったとき
よく、テーブルなどに逃げ込む映像が流れますね。
そのため、テーブルの補強するための補強棒で
補強することもいいのかなと思いますが。
まずは基本的なところでは、家具を固定する
食器棚や窓ガラスの飛散を防ぐなど
リビングやキッチンの環境を安全にすることが大切!
- 家具や冷蔵庫の固定
- 飛び出しの防止
- ガラスの飛散防止
- 装飾品の固定
- 照明器具を固定
順にみていきたいと思います!
① 家具や冷蔵庫の固定
リビングやキッチンで大きなものと
いえば、冷蔵庫や食器棚ですね。
震度6以上の大きな地震では、
家具が音をたてながら、歩いてきたと
表現されるほど動くとのこと!
家具や、冷蔵庫のように重いものでも
飛んでくることもあるのです。
冷蔵庫の固定
冷蔵庫の固定には、ベルト式器具が便利です。
冷蔵庫の裏面には、ベルトを掛けるフックが
あるので、そこに通して壁に固定します。
そして、冷蔵庫の脚の部分はキャスターになってるので
キャスターをロックして、転がらないようにします。
また、地震のゆれで冷蔵庫が移動して出口を塞がないよう
置く位置も、検討してみるといいですね。
家具の固定
リビングにある食器棚や、サイドボード
の固定方法には、5つのタイプがあります。
- ストッパー式器具
ふんばる君などのように、家具の下に敷くタイプですね。
- マット式器具
転倒防止粘着マット や耐震マット、耐震ジェルマットなどです。
家具の下に敷くと、地震の揺れを吸収し、転倒を防いでくれます。
- ポール式器具(つっぱりポールなど)
家の天井と家具の間を、ポールでつっぱる形で
家具を固定するものです。
- ベルト式器具
家具と後ろの柱や木の部分をベルトで固定するタイプです。
- L型金具
家具の上の部分と、壁や柱をL型の金具で直接固定します。
一番効果のあるのは、L型金具での固定ですが、
穴があけられない場合もありますよね?
そんな時は、つっぱりポールなどのポール式器具と
ストッパー式器具や、マット式器具を併用すると
強度が増すのでオススメ。
また、リビングには、ピアノを置いているご家庭も
あると思います。
ピアノの固定は、専門的な部分もあるので
購入された会社にご相談をされるといいですね!
② 飛び出しの防止
キッチンの収納です。
この中には、杵とかお餅をいれる容器など
めったに使わないものを入れているんです。
しかも、重いものばかり、
扉はしっかりしていますが、大きく揺れると
飛び出してくるかも!
もち手部分に、開き扉用のストッパーで
対応しようと思います。
③ ガラスの飛散防止
食器棚は、揺れると中の器が飛び出して、
ガラスが割れ、飛散してしまうことに!
ガラスには、飛散防止フィルムを貼り
扉が開かないように
開き扉用のストッパーがあると安心です。
さらに、食器棚のなかには器がぎっしり(;^_^A
安全のためにも、普段使わない器を片付けないと
いけないと実感しました。
④ 装飾品の固定
リビングには、装飾品もありますね?
時計や花瓶、観葉植物なども
地震のゆれで、倒れたり飛んでくるととっても危険!
花瓶や観葉植物などの小物用には
インテリア小物用の強粘着シートが便利です。
大きな掛け時計の固定には
家具転倒防止と同じように、L型固定金具が
良いですね。
⑤ 照明器具を固定
照明器具の固定には、チェーンタイプの器具で
天井に固定し、おちないようにしておく方法があります。
また、吊り下げ式でなく、天井に直接つけるタイプに
変えるといいですね。
まとめ
リビングとキッチンの地震対策について
ご紹介してきました。
リビングやキッチンというと、
小物も多くて、この機会に断捨離しなくては
と感じました。
普段から、地震の心配があり、なるべく高い位置に
物を置かないように注意してきましたが
部屋せまかったりすると、置かざるを得ないことにも!
家中をみなおして、家も自分も身軽にしておくのが
一番の地震への備えなのかもしれないと
強く感じました!