心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復興されますようお祈り致します。
今、全世界で起きている地震の10分の1は
日本や日本の周辺で起きているといいます。
また、前回の南海トラフ地震から70年たち
南海・東南海・東海と3連動地震が起きるのでは
ともいわれています。
[ad#ad-1]
今回は、TBSのビビットで放送された
活断層についての内容をもとに、ご紹介します。
実は管理人は、今まで地震の備えを
ほとんどしてこなかったんです。
しなくては!と思いながらも
備えをすると、本当に地震がきてしまうかも?
という不安な気持ちからだったのですが。
今は、『 しっかりと備えをしておかなくては 』
と、この番組が後押ししてくれました。
番組が放送されてから、少したっていますが
やはり、しっかりと記録しておこうと思います!
どこでどんな地震が起きるかもわからない
日本に住んでいる以上、避けては通れないと
実感しています。
活断層とは?
出典:http://officeyajima.com/date/2012/03/
活断層は、現在2000以上あるといいます。
日本中に満遍なくあって、地震が起きない場所は
ないと言うこと!
関東平野には、活断層が少ないですが
これは、構造物や建物が密集しているために
活断層の調査ができないことから、わからないのだそうです。
活断層の調査は、まずは目視で見つけた場所を
実際に、深さ5メートル、長さ20メートル掘り下げて
調べるという大変な作業。
なので、まだ、わかっていない活断層も
たくさんあるかも知れないということ!
ではそもそも、この活断層とはどのようなものでしょうか。
活断層とは、今から260万年前以降に
活動した証拠のある断層のことをいいます。
つまり、260万年前から現在までの間に
地震を起こしたことがある断層を活断層
というのです!
260万年なんて、想像もつかないし、
遥か遠い遠いむかしと思ってしまいますが。
ですが、地球が誕生したのが46億年前くらいと
考えると260万年は、ごくごく最近のことだそうです!
また、活断層は周期的に動いていますが
その周期には大きな違いがあるんです。
トラフ型地震の周期は、100年から200年単位ですが
断層型地震は、1000年から1万年単位と長いのです!
そして活断層の中には、特に注意が必要な主要活断層が
97箇所あります。
[ad#ad-1-3]
主要活断層とは?
97箇所の主要活断層です。
出典:ビビット
主要活断層とは、長さ20km以上の活断層帯で
マグニチュード7.0以上の巨大地震を引き起こす
可能性のあるものとされています。
地震調査委員会が定め、全国に97箇所あります。
甚大な被害を起こした1995年の阪神・淡路大震災は
六甲・淡路島断層帯の一部が動いて発生したものなんです。
さらに、97の主要活断層は、それぞれ専門家が
計算し、発生確率を出しています。
特に発生確率が高いといわれるのは10%以上
といいます。
出典:ビビット
最も発生確率が高いといわれるのは
糸魚川ー静岡構造断層帯で
30年以内の地震発生確率:13%~30%・M7.6程度
なのですが、実は今回の熊本地震では
次の活断層が動いたのです!
出典:ビビット
今回揺れたのは日奈久(ひなぐ)断層帯と
布田川(ふたがわ)断層帯。

(高野ー白旗区間)

発生確立が高いといわれていたところが
動いたのでなく、発生確率が不明の区間や
0~0.9%という区間がゆれたということ!
どの活断層が動くのかは、
やはりわからないということだと思います。
[ad#ad-1-3-1]
地震の種類
地震には、2つの種類があります。
- 活断層型
土の中にある活断層が上下左右にずれることで
地震が発生します。
今回の熊本地震もそうですし、阪神淡路大震災
などが活断層型です。
活動周期:1000年~1万年
- 海溝型
プレートが動くことでおきる地震。
海のプレートと陸のプレートは人が息をするように
毎年数センチづつ動いています。
海のプレートが重いため、陸のプレートに潜りこみ
限界点がくると、元に戻ろうとします。
もどったときに地震が発生!
戻る衝撃で海面があがり、津波が発生するのです。
東日本大震災は、この海溝型地震です。
活動周期:100年から200年
海溝型地震はプレートが動くことで
起こりますね。
プレートとは、地殻とマントルの最上部をあわせたもので
地球を覆う、100kmくらいの岩盤のことなのです。
世界中には、14、15枚のプレートがあるのだそう。
そして日本は、北アメリカプレート・太平洋プレート
ユーラシアプレート・フィリピン海プレートと
4枚のプレートの上にのっているのです!
出典:ビビット
世界広しと言えど、4枚のプレートに
のっている国は、日本だけなんですね。
さらに活断層は見つけにくいと言われます。
活断層は見つけにくい?

出典:ビビット
活断層型の巨大地震は、今までも起きています。
- 2000年の鳥取西部地震(M7.3)
- 2008年の岩手・宮城内陸地震(M7.2)
いずれも地震があった後に、活断層が
見つかったのです。
なので、活断層による地震と見られるとされています。
はっきりと断定できないくらいの
難しさがあるということ!
まとめ
活断層に4つのプレート、地震国日本とリサーチするほどに
”いつどこで、どんな地震が起きてもおかしくない”
と再認識。
プレート地震では、今危険性の高いのは
南海トラフ地震といわれますね。
マグニチュード8~9クラスがおきるのではと!
地震国日本に住む以上、悲しいことですが
できるだけの備えや、心構えが必要なのかなと
思います。
お読みいただきありがとうございました。
[ad#ad-1-3-1-1]