今年は初盆を迎えるのだけれど、どのようにすればいいのだろう。
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
大切な身内を相次いで亡くした経験のある管理人が、体験を交えてご紹介していきたいと思います!
まず、初盆を迎えるとはどういうことを言うのでしょう?
目次
初盆を迎えるとは?
初めて迎えるお盆のことを、初盆または新盆(にいぼん)といいます。
お盆には故人の霊が家に帰ってこられるといいますね。
初盆は故人になった霊が初めて家に帰ってくるお盆となるので、特に丁寧に手厚く、ご供養をするのです。
お盆の時期は、最近はほとんどのところでは8月13日から8月16日の新暦で行われています。
ところによっては旧暦の7月15日ごろに行われているところもあるようです。
初盆を迎えるのは
新暦のお盆の場合では、6月20日前後にお亡くなりになられた方
旧暦のお盆の場合では、5月20日前後にお亡くなりになられた方
ということになりますね。
お盆までに49日法要が終わっていない方は、次の年のお盆が初盆となります。
初盆の法要はどのようにすればいい?
法要については、お家の宗教の宗派によってもお住まいの地域によっても、違うと思います。
法要の準備や手順です。
家のほうではこのような手順ですが、地域で違うところもあると思いますので、ご参考までにお願いします。
初盆ではなくても毎年お盆には、お墓掃除をしてシキビを新しいものに立て替えます。
法要の当日ですが、初盆は法事のように「何時から始めます」とは決まっていません。
お布施は家によって多少は違うと思いますがだいたい1~2万円だと思います。
初盆は故人にとっては特別なお盆になるので、特に心をつくしてお迎えたいものですね。
初盆を迎えられる場合で、詳しい方がいらっしゃらないときはお寺のほうに尋ねられると、詳しく教えていただけると思います。
地域での風習もありそれぞれに違いますね。
管理人の住んでいるところでは、初盆だけでなく2年盆、3年盆と3年間お盆にお坊さんを迎え法要を行います。
宗教は真言宗です。
そして、日程はお盆の8月14日と決まっています。
法要の手順は?
私の住んでいるところでは次のように行いました。
8月13日までに済ませる事
お墓のお掃除とシキビをたてる
お墓のお掃除は13日までに済ませておきます。
8月13日午前中
お仏壇をお掃除しお供えものをする
お仏壇を丁寧にお掃除し、野菜や果物やお盆用のお菓子をお供えします。
8月13日夕方
盆提灯を飾る
初盆を迎える場合は、8月13日から8月16日まで盆提灯を飾ります。
故人の霊が迷わないで帰ってくるための目印という意味や迎え火や送り火の意味もあるようです。
我が家では、軒先につるします。
3年盆までご供養するので、白地ではなく模様のはいった提灯です。
8月14日初盆の当日
住職さんによるご供養
住職さんの読経でご供養させていただきます。
読経が終わると住職さん、親戚や家族も一緒にお墓参りにいきます。
お墓でもお経を上げてくださいます。
家にかえり、皆さんに食事をしていただきます。
法要当日は?
ですが、早い人では朝9時前においで下さることもあるので早めに準備しておきます。
親戚の方はみなさん順次来てくださいます。
お坊さんがおいでになると読経がはじまり、読経をしていただいた後に、皆さん一緒にお墓参りにいきます。
お墓でもお経を上げていただきます。
お墓参りが終わってから、食事をしていただきます。
初盆は法事のように、人数が決まっていないのでお膳料理は用意ができません。
我が家のほうでは、寿司やさわち料理・冷やしそうめんを少し多めに準備しておきます。
お酒類も用意していて、運転されていない方だけお出しするようにしています。
お坊さんはお盆時期は繁忙期なので、お経をあげると帰られます。
お集まりいただいたみなさんは、故人のことなどお話されて、夕方までゆっくりとしてくださいます。
お布施やお返しは?
我が家でも1万円をさせていただきました。
初盆にきていただいた方へのお返しというのは、こちらの慣習ではありません。
おわりに
葬儀も関東や関西で大きく違うように、初盆の方法もだいぶ違うのではと思います。
ご参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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